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次の現場は高鷲3丁目、住宅の性能いろいろ

こんにちは、最近は朝晩涼しく、やっと過ごしやすくなってきましたね。

さて、シオンハウジングの次の現場は、事務所から少し離れた羽曳野市の「高鷲3丁目」、ちょうど上棟式が終わったところです。

外観写真

  

現場リポートも3件目、まだまだ言い足りない(笑)ところや、これまでの物件との違いなどをご紹介していきますよ。

こちらの物件は、A仕様+ベルス基準5つ星となっており、長期優良住宅認定を受けています。(A仕様はこちら

ベルス基準5つ星?新しいの出てきましたね。

BELS(=Building-Housing Energy-efficiency Labeling System:建築物省エネルギー性能表示制度)とは、建築物の省エネ性能(燃費)について、評価・認定する制度のことです。
登録を受けた第三者評価機関が評価・格付けするため信頼性が高いといわれます。
(住宅性能評価・表示協会はこちら

  

建物の省エネ性能がBEI値※1(省エネルギー性能指標)によって5段階に分けられ、星の数で表示されます。★★★★★(5つ)が最高ランクです。
星2つ以上であれば省エネ基準適合といわれるなか、この物件は5つ星なのでとても省エネということになりますね。
Ua値(外皮平均熱貫流率)も.06以下(Ua値については以前のブログでふれています)なので断熱に相当力入れていると思ってください💨

ちなみに、「BELSとZEH(ゼッチ)の違いって?」と混乱される方もいらっしゃいますが、BELSは性能を示すための制度ZEHは住宅の種類を指す言葉なので、意味が異なります。

  

この日は中も見せていただきましたが、上棟式が終わったところでしたので、太い柱や筋交いなどが縦横無尽に走っているのがしっかり確認できましたよ。

柱の写真

  

前にもご紹介しましたが、おなじみの制振ダンパー「ダイナコンティ」もあちこちに設置してありました。
耐震等級3相当では耐力壁と構造材で揺れから家を守るのですが、制振ダンパーは揺れを軽減させるブレーキみたいなものです。
耐震等級3あっても、何回も揺れると接合が緩むため制振ダンパーが必要となるのです。

ダイナコンティ

大切な家族と財産を災害から守り続けてくださいね。

  

さて、この夏も酷暑日が続き、エアコンフル稼働というご家庭がほとんどだったのではないでしょうか?

外気の熱気を通しにくくし、屋内の快適な温度を守るため、そして、それが家計や地球も守ってくれるのですから、家の断熱性はきちんと押さえておかなければと思いました。

  

※1…「BEI値」BEI=設計一次エネルギー/基準一次エネルギー消費量
一次エネルギー消費量とは、冷暖房、換気、給湯、照明などで消費するエネルギーの合計。
基準一次エネルギー消費量は、地域や床面積などから決まっている基準の仕様・設備から計算されるエネルギー量の合計。
設計一次エネルギー消費量は、設計上の仕様・設備から計算されるエネルギー量の合計。
BEI値は小さいほど省エネ効果が高い。